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予約サイトとホテル・旅館の関係

じゃらんや楽天での予約はポイントがついて嬉しいけど、どうやって儲けているの?

ホテル・旅館から手数料をもらってビジネスをしていますが、最終的にじゃらんや楽天を支えているのは私たちサイトの利用者です。

予約サイトには宿公式ホームページのリンクがない!

最近、宿の公式ホームページで最低価格保証を掲げる宿があります。宿の公式ホームページより予約サイトの方が安いのではと思う方もいるかもしれませんが、最低価格保証と言われると宿の公式ホームページを覗いてみたくなります。

一方で、じゃらん、楽天、一休などの予約サイトには、各宿の情報がたくさんありますが、その宿の公式ホームページへのリンクはないことが多いです。利用者にとって有用な基本情報なのに、なぜでしょうか。

ご存知の方もいるかもしれませんが、宿は予約サイトに集客をしてもらうというサービスの対価として、宿泊代金の10%程度の手数料を予約サイトに払っています。

ここでいう、「集客をしてもらう」とは、宿の公式ホームページや電話予約などではなく、利用者が予約サイトのホームページで予約をすることで、予約サイトが「こんな予約入りましたよ!」と宿に連絡をしてきてくれることです。

予約サイトとしては、宿の公式ホームページで予約をされてしまうと、もらえたはずの10%の手数料がもらえなくなってしまいます。そのため、予約サイトでは、あえて宿の公式ホームページへのリンクを載せていないのです。

宿予約の昔話

25年ほど前、予約方法は電話予約が中心でした。今では電話での予約は、メールなどの証拠が残らず不安なので、あまり利用しないのではないでしょうか。また、情報も旅行特集の本などで収集していました。

今では予約サイトを見て予約することが当たり前の時代となり、日本での予約サイト経由の予約は全体の7割とも言われています。

予約サイトでは、その宿が空室かはもちろん、その地域にある他の宿と比較して価格はどうなのか、写真での雰囲気はどうか、口コミの評価はどうかなど様々な情報を簡単に得ることができます。さらに比較サイトも発達して、予約サイト同士の価格差も簡単に把握することができるようになりました。

このように、この四半世紀で宿の予約方法は大きく変わり、私たち利用者にとっては、飛躍的に利便性が向上しました。本や冊子から限られた情報を収集して、電話で価格を聞いて予約をする方法にはもう戻れません。

予約サイトを利用するのは無料じゃない?!

このような利便性向上の対価として、私たちは予約サイトに手数料を払っているとも言えます。

もちろん、手数料を予約サイトに払っているのは宿であり、宿としては、かつては対応が面倒な電話予約中心だったものが、今となっては黙っていても予約情報が予約サイトから送られてくる訳ですから、宿が一義的にそのサービスに対する手数料を払うのは当然です。

ですが、その手数料(費用)は私たちの払った宿泊代金(売上)から出ています。私たちが予約サイトなんて必要ないと思い、みんなが宿の公式ホームページから予約をすれば、宿の払う手数料(費用)がなくなり、その分、宿には宿泊代金(売上)を安くする余裕(利益)が生まれます。

宿の社長がその利益分で豪遊してしまうかもしれませんが、競合の宿との価格競争を意識して、社長がその利益分だけ宿泊代金を安くしてくれた場合、私たちは手数料を払わなくて済むことになります。

逆に、明日から予約サイトが手数料を50%にしますと言ったら、宿は手数料の大幅増加で赤字になってしまうので、競合の宿との価格競争は気になるものの、宿泊代金(売上)に手数料(費用)を転嫁せざるを得ないはずです。そうなると、私たちは手数料の全部または一部を負担しなければいけなくなります。

予約サイトは5%とか10%とかポイントを付与してくれて有難いと思うかもしれませんが、結局それは私たちが払っている宿代から出ているとも考えられるのです。

宿と予約サイトの手数料攻防戦

予約サイトは、サービスを提供してビジネスをしている訳ですから、予約サイトが手数料を取るのは当然のことです。

しかしながら、その手数料が10%が適切なのか、5%が適切なのか、50%が適切なのかは難しいところです。ここ数年で、予約サイトが手数料の値上げをした、値上げの検討しているというニュースも出ています。

予約サイトが強気に値上げをできるのは、最終的な手数料の負担者である私たちが、予約サイトに価値があると思い利用を続け、予約サイトで予約をしているからです。

もし誰も予約サイトを利用しなくなり、みんなが宿の公式ホームページから予約をするようになれば、前の段落で述べた変化が起こり、予約サイト側としては、手数料をもらえなくなってしまう訳ですから、予約サイトは潰れてしまいます。

このような状況の中で、予約サイトからの予約に頼り過ぎていて、手数料が馬鹿にならないと判断した宿が、予約サイトへの手数料を減らすために、公式ホームページで最低価格保証を掲げているのです。公式ホームページでの予約なら手数料を予約サイトに払わなくて済むため、その分値下げができるという訳です。

この動きは、短期的には、予約サイト経由の予約が減ることで、宿が予約サイトへ払う手数料が減るという効果があります。さらに、宿の公式ホームページでの予約増加は、予約サイトでの予約減少を意味しますので、長期的には、予約サイトが強気の値上げ交渉をできずに、手数料率が下がっていく要因にもなります。

予約サイトに手数料を払うだけの価値があるか?

今のところ、最低価格保証をする宿はあるものの、予約サイトより大幅に安い価格の宿は少ない上、予約サイトではポイントやタイムセールなどの特典もあることから、予約サイトより公式ホームページで予約をするのが一般的という状況には至っていません。

もしこの先、予約サイトの手数料が20%などへ上がっていった場合、宿の公式ホームページの方が実質的にお得なことが多いという状況になってくるかもしれません。そのような状況になった時、盲目的に予約サイトを使うのではなく、最低価格保証をしている宿の公式ホームページから予約をすることも検討すべきかと思います。

予約サイトに手数料分の価値があるかどうかを見極める役目を果たすのは、宿であるとともに、最終的に手数料を負担している、私たち予約サイトの利用者でもあるはずです。

最後まで読んで頂きありがとうございました。以下の記事をまだご覧になっていない方は、このブログ記事が属する「宿選び」カテゴリーの目次になっていますので、宜しければご覧ください。
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