8月10日は何の日ですか?
帽子の日など色々あるようですが、やはり一番は宿の日です!この機会に温泉旅館の良さを再認識しましょう。
8月10日と言えば帽子の日?ピザハットの日?!
今日は8月10日です。宿の日、帽子の日、焼き鳥の日、トイレの日、パトレイバーの日、ハーゲンダッツの日、道の日、健康ハートの日、ホームヘルパーの日、鳩の日、はとむぎの日、パレットの日、バイトの日、バトンの日、スヌーピーの日、イエローハットの日など色々な記念日のようです。
その中でも今年話題となったのが、ピザハットのハットは帽子じゃないの?!問題です。
カー用品大手のイエローハットが宅配ピザ大手のピザハットに対して、「ハット」つながりで帽子の日である8月10日に何かやりませんか?と呼びかけたところ、ピザハットから、ピザハットの「ハット」は帽子じゃなくて小屋なんです。。と言われてしまったという話です。
確かにPizza Hutのhutは帽子を意味するhatではなく、小屋を意味するhutという表記ですが、日本人的にはロゴも帽子っぽいし、嘘でしょーという感じですよね。
ちなみに、あの帽子っぽいロゴについては、創業当時の山小屋(Hut)のようなお店の屋根をかたどったものだそうです。以下の写真を見ると納得です。長崎ちゃんぽんのリンガーハットも帽子ではなくて、こちらの小屋の意味なんですねー。
じゃなくて宿の日です!
ついつい、面白いネタだったので、最初から脱線してしまいましたが、このブログ「宿クチコミ」的には、8月10日はもちろん宿の日です(ちなみに、宿ペンの誕生日でもあります)。
全国旅館ホテル生活衛生同業組合連合会のホームページによると、宿の日は、
国際観光旅館連盟(国観連)・日本観光旅館連盟(日観連)・全国旅館ホテル生活衛生同業組合連合会(全旅連)・日本観光協会の宿泊観光4団体が1992(平成4)年に制定。「や(8)ど(10)」の語呂合せ。日本の宿、旅館の良さを再認識する日。
とのことです。昔の観光経済新聞の記事では、宿の日は「旅館団体が旅館の良さを広くアピールするのが目的」となっており、旅館団体が何かやってくれそうな雰囲気を漂わせていました。
しかし今は「旅館の良さを再認識する日」となっており、どこか他人任せです。実際、上記の団体は、宿の日は制定したものの、大したPR活動は行っていないようです。どうせなら、
宿の日8月10日の予約のみ!数量限定80%引きプラン!
とか、企画すれば良いのにと思います。そういう企画をしないから、旅館はいつまでも予約サイトの言いなりなんじゃないでしょうか。ちなみにブッキング・ドットコムは宿の日に合わせて、世界中にある日本風の宿を厳選して紹介しています。外資系の予約サイトすら何かしら企画をしているというのに、宿の日の制定団体が何もしないとは。。せっかく宿の日って決めたからには何かしましょうよ!
と言った話は置いておいて、このブログでも日本の宿、特に温泉旅館の良さについて少しだけ記載させて頂ければと思います。
温泉旅館の良さとは?
非日常
まず、旅館の良さと言えば、なんといってもその非日常感ではないでしょうか。夏休みの家族旅行や、都会の喧騒を離れての一人旅など利用の目的は様々かと思いますが、普段の生活圏から離れた旅館での宿泊は、その非日常感によって、私たちをリフレッシュさせてくれます。
夕食付き温泉付き
次に、夕食や温泉というのも、ホテルにはあまりない旅館の良さかと思います。温泉旅館に泊まれば、食事の準備や片付けをする必要もなく、美味しい食事が頂けます。しかもその前後では、泉質の良い温泉をゆっくり楽しむことができます。
料金が安い
最後に、これは感覚の問題かもしれませんが、温泉旅館はホテルに比べて料金が安いです。以前友人に、
東京のシティホテルに泊まる意味がわからない。シティホテルは旅館と違って、夕食も温泉もないのに同じ料金だなんて。。
と言われたことがあります。私は、東京のシティホテルも大好きなのですが、この意見を聞いて、確かになぁと思ったものです。東京などは土地代が高いので仕方がない面はありますが、東京のホテルと比べたら夕食と温泉も付いてこの料金は安い!と思える旅館がたくさんあります。
そうだ温泉旅館に行こう。
最近では、日本の人口減少や団体客の減少などで、昔よりも廃れてしまった温泉地や旅館が多くあります。その分、海外からの観光客は増えていますが、江戸時代から続く温泉旅館の文化を継承していくのは、やはり私たち日本人ではないかと思います。
このブログ記事を読んだことを口実にして頂いて、来週あたりちょっと贅沢に温泉地に出かけてみてはいかがでしょうか。